証券外務員とは?

証券外務員とは、金融商品取引業者等(金融機関など)で、金融商品取引業務を行う者をいいます。証券外務員になるには、金融商品取引業者等に入った後、その氏名等を行政(金融庁)に登録することが金融商品取引法により義務付けられています。この登録手続きが終了しなければ、「証券外務員」として活動をすることはできません。証券外務員資格は、現在取り扱える業務等の種類に応じて、6つに分かれています。制度改正により、「証券外務員二種資格試験」は平成16年9月から一般にも開放され誰でも受験できるようになりました。受験資格ですが、どなたでも受験できます。ただし、一度合格した者は受験できません。
試験主催:日本証券業協会 試験申込み:アール・プロメトリック株式会社

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証券外務員試験の出題科目と出題範囲

出題科目

法令
・諸規則・金融商品取引法及び関係法令・投資信託及び投資法人に関する法律並びに関係法令・協会定款・規則・取引所定款・規則 商品業務・株式業務・債券業務・投資信託及び投資法人に関する業務・付随業務 関連科目・証券市場の基礎知識・株式会社法概論・経済・金融・財政の常識・財務諸表と企業分析・証券税制・セールス業務
出題範囲

(1) 「証券外務員必携(第一巻〜第三巻)」を中心とした範囲(信用取引、先物取引及びオプション取引については、二種外務員が行うことができる業務の対象外ですがその基礎的知識については、「株式業務、債券業務」等各関連の科目に含めて出題します。)※関連法令・諸規則等に制度変更があった場合には、新制度に基づいて出題します。
(2) コンプライアンスに関する基本的かつ重要な事項
出題数
70問(○×方式50問、五肢選択方式20問)※○×方式の問題は1問2点、五肢選択方式の問題は1問10点(五肢択二は各5点)
合否判定基準
300点満点で、7割(210点)以上で合格。
試験の方法
パソコンを使ってり行います。パソコンの操作はマウスを使用します。
試験時間
2時間

二種証券外務員資格試験の勉強方法

二種証券外務員資格試験は「落とす試験」ではありません。証券業務を行う上で必要な知識を求めるだけの試験ですので、誰もが合格することが可能な試験であると言えます。言い換えるならば、しっかりと必要なところを必要なだけ勉強すれば、必ず合格できる試験であるとも言えるでしょう。そのためには、わからないことがあれば何でも人に聞いたり、調べたりする姿勢が大切です。ですが、公式のテキストである、日本証券業協会の「証券外務員必携」を見ると、1000ページ弱という分量と証券用語がたくさん出てきて、やる気がなくなってしまうかもしれません。こういった状態にならないためにも、勉強をする時の心構えは、「もし自分が投資をしたら…」という視点を持つことです。こういう気持ちを持って勉強すれば、おのずと楽しく、かつ、効率的に勉強できるでしょう。

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